March 01, 2006
「エロ本」ノート=ウドム・テーパーニット著
[ 近況メモ2 ]
前振りは置いておいて、「エロ本」とはもちろんタイの人気コメディアンであるノート=ウドム・テーパーニットの著書「ナングスーポッ」の日本語訳のことである。訳者の白石昇さんは御年36歳。某県のタイ交換留学生試験の二次試験の作文で「僕は横綱になります」と書いて、、、しかも合格したという。
実はこの「エロ本」、そのインパクトのある題名とノート氏の淡々と語るユーモアから、タレント本やサブカル本的な扱いをされがちだがホントのところはというと、小さな幸せに満たされて生きようとする筆者が、多くを求め過ぎる現代の若者に幸せのきっかけを描出してみせるタメになる本。男性陣はもちろん、女性が読んでもためになるエロ本なのだ。
誰かが以前、僕たちは熱心に仕事をするあまり人生を短くすり減らしている、と言いました。僕たちは多くのお金を求めるためにたくさん仕事をします。そしてその結果、入院して医者にお金を持って行く事になるのです。それでも雇用主は僕たちに、休む事ができてよかったね、と言うのです。
これは実際、タイでよく聞かれる一文。ストレスで人生をすり減らすよりは少しラクに生きようようとする考えで、その結果が、サラリーマンの終業直帰であったり、殆どの国民が小規模であっても将来は自分のビジネスをしたいと望む現実であったりするのだと思う。時にタイ人と仕事をする日本人を悩ます種になったりするのだけど。
タイ人の心がちょっと分かって、毎日がちょっとだけ幸せになる本。
コメント
コメントする

